『紫の夜を越えて-アートエディション-』は、7/7の七夕に
届いていた。
届いた当日は、汚さないように、丁寧に丁寧に中を見た。
ジャケットにうっとりし、
紫色系にまとめられたパッケージ内部も素敵で
全体がアート作品のようだった。
それなのに、肝心の「音」は聴かず、本棚に飾っていたという…。
どうしてすぐに聴かなかったかというと、
まず、余裕がなかった…これに尽きる。
一年半以上ぶりのライブが3日後に迫っていたので、
出かける準備、お泊り準備でワクワクしすぎて
落ち着いて曲を聴く余裕がなかった。
それに配信をダウンロードしてたので、
曲自体は聴いていた、ということが
大きかったかもしれない。
それにしても遅すぎ…
本棚に飾ってることで満足していたようだ。
昨日、突然思い立って聴いてみた。
CDとアナログ版。
レコードプレーヤーは、何年か前娘たちに
誕生日プレゼントとしてもらっていたもの。
ここ2年ほど聴いてなかったような気がする。
久しぶりに取り出して、レコード盤を載せる。
えっと、アレッ、そうか、
アルバムじゃなくてシングルだから45回転だよね??と
心配になったので一度針を戻して
レコード盤を確認。
一般的にシングル盤に多かった、
「回転数が45回転」という意味の45rpmと
なっていたので、安心して針を落とす。

CDよりやわらかめの音が心地よくて
ソファに座り目をつぶって気持ちよく聴いてたら…
ん?ん?…途中でとまった。
もうすぐ終わろうかという、リピートの部分。
あれっ、調子が悪くなったのかなあと思って、
最初からもう一度聴くことにした。
…がしかし、また同じところで止まった。
あれ~~っ、どうして~?
壊れたんかな~。
それで説明書を出して読んでみた。
これが、まさしく「注意事項」!!

〈故障かなと思ったら〉のページに
-レコードの回転が途中で止まる-という項目があって、
『オートストップの切換スイッチが「入」になっていませんか。
標準的なレコードより演奏時間が長いと、途中で止まる場合があります。
オートストップ切換スイッチを「切」にしてください』とあった。
これだ、これだ~!
説明書のとおり、「切」にして、
3回目、かけてみたら
途中で止まることなく、やっと最後まで聴けた。
レコードが傷つかなかったか、
壊れてしまったんか、と、ちょっとヒヤヒヤものだった。
アナログ盤を聴く時には気をつけなければいけない。