松居大悟監督のラジオ番組『JUMP OVER』。
(放送は、毎週水曜深夜2時~)
放送局が「J-WAVE」なので、radiko有料会員で聴いている。
番組の中で、スピッツについて、
「優しいスピッツ」という
wowowの番組について、
その番組の編集について、
いろいろ話してくれた。
1/5の「JUMP OVER」の放送で話していた事
「wowow『優しいスピッツ』今、編集中です。
今週、色調整をして、来週完成になります。」
・「優しいスピッツ」は、ライブでもなく、
ドキュメンタリーでもなく、スピッツという
バンドの作品。
・スピッツファンは新しいスピッツを感じられるし、
スピッツの曲だけを知っている人でも
よりスピッツを感じられると思っている。
1/19の 「JUMP OVER」の放送で話していた事
「”スピッツのライブドキュメンタリーのような映像作品”
『優しいスピッツ』が完成しました。」
①スピッツについて
・福岡にいた学生時代から、あたり前のように
聴いていた。
・ゴジゲン(松居さんが主宰している劇団)の
舞台とかで、「冷たい頬」とか「ロビンソン」とか、
舞台や映画の「くれなずめ」で、”愛はコンビニでも
買えるけどもう少しさがそうよ”という台詞を
使ったりしている。
尊敬なんていうレベルではない。
なんか、こう、身体の一部のような…。
・ゴジゲンの皆がスピッツが好きで、
よしお(メンバーの善雄さん)は僕より
スピッツのことが好き。
②「優しいスピッツ」という番組について
・”松居さんが思い描くスピッツを”と
言ってもらえたので、映画のように作った。
-映画-ということで
「シネマスコープ」という、映画館で時々みる
上下に黒みがあって横長のもの。あんまりテレビとかでは
みない“画角”にさせてもらった。
・自分の中では「セットリスト」という台本の
もとに、「演奏」という芝居があって、
それを11台のカメラでとって、というやり方。
③編集について
・編集作業がおもしろかった。
・曲と曲の間の、スピッツの4人と
久慈さん(サポートキーボーディスト)の話も
フラットにとっている。
「セットリスト」を自分が物語にして
こういうふうに見せたいと思って
作っていった。
・編集終わって確認した時に、
「松居さん、遠慮してませんか。
後半はもっともっとやっていいんですよ」と、
もっと尖っていいと言われたので…
「え、いいんですか」
本当はもっとやりたいことが
あったんだけど、
遠慮していたことがあって、
それもやらせてもらえた。
だから凄く独特な、
独特というか、
尖った、せめた編集をしていて
せめた作品になったと思っている。
・ライブやテレビとかで演奏されるのって、
音楽の一番立つとこが映される。
例えば歌ってるとこだったり、ギターソロだったり。
そういうのではない。
こういう音楽の“聴き方”というのも作れた。
皆の感想をききたい。
「セットリスト」という台本の
「演奏」という芝居って、
どんな番組なんだろう。
普段立つ場面がそうじゃないって、
じゃあ、どんなの?
せめた編集っていったい何?
想像と期待を掻き立てまくられる
放送内容で、
ますます29日の「優しいスピッツ」が
楽しみになった!
そう、そう!
スピッツは「とがって」いたいんだよね。
そういうところが
松居さんを監督に、って
なったんじゃないかと
個人的に勝手に思ったりしてる。
◇松居大悟「JUMP OVER」 J-WAVE水曜深夜2時~3時
◇「優しいスピッツ」 wowow 1/29(土) 20時~