帯広の駅で、街角で、聴いた『優しいあの子』…2019帯広旅日記①

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「3日間だけど休みがとれたから、
 どこか行かない?」
「どこ行きたい?」
と次女からLINEがあったのは2019年6月。

その”3日間の休み”は一週間後。
突然の突然。
「うーん、一番行きたいのは台湾だけど、
さすがに今からじゃ無理だから
…十勝かな。」

その年の4月から、スピッツの『優しいあの子』が
朝ドラ「なつぞら」の主題歌になっていて、
テレビの中の北海道の雄大な景色に
とても憧れていた。

『優しいあの子』を作るのに、
草野マサムネさんが
何回も十勝地方を訪れたというのを
聞いてもいたので、
憧れも倍増していた。

じゃあ、北海道にしよう!と話が決まり、
ホテルと飛行機の予約を手早くすませた。
さすがに私の方は3日間休みには
なってなかったので、
同僚に休みをかわってもらい、
北海道旅行決定!

急に決めたことだったけど、
ワクワク度はぐぐぐ~んと高まった!
北海道に行ける!!
よく考えると20代に行ったきり…だなあ。

大昔のCMではないが、
「ほっかいどーは、でっかいどー」
空路を新千歳往復にしたので、
新千歳から帯広までの移動がある。

①車…一般道180キロ…3時間半
②JR…2時間20分程度
③バス…3時間程度

と3方法でいける。

②のJRは、南千歳での乗換があり、
料金も5850円と高い。
③のバス道路事情が大いに関係するが
料金が3800円と安い。

荷物があるから
乗換えのないバスにしたかったんだけど
急に決めた旅行だったので、
新千歳→帯広の「ミルキーライナー」というバスは
予約でいっぱいだった。

初めての土地での長時間の車の運転は自信がなかったので、
「行き」はJRで。

  新千歳(JR快速エアポート)
    |
  南千歳(特急「とかち」または「おおぞら」)
    |
    帯広

新千歳から帯広までの景色は
九州生まれの私には異世界。
ずっと眺めていられた。
なので感覚的には、わりとあっという間に帯広到着。

街としてはこじんまりとしているが、
道路が格子状になっていて
整然とした印象を受けた。

駅近のホテルに決めたのはこの日、
喫茶室がある六花亭本店に行きたかったから!
荷物を置いてすぐホテルを出る。
横断歩道で待ってると…

「えっ、えっ、なになに。マサムネさんの声…」
街中に流れる『優しいあの子』のメロディだった。
なんか、とても感動!
思いもしなかった帯広でのマサムネさんの声に
本当に感動した!

これだけで、「北海道に来てよかった」なんて
純粋に思えた。単純だけれど笑

焦って、携帯のビデオをまわし、
メロディの流れるスピーカーを撮った。
あとで気付いたんだけど、帯広の青空も入っていた。
えらいぞ、自分!笑

『優しいあの子』のメロディは、
翌日「とかち物産センター」や
JRの駅でも聴けて、幸せな気分は続いた。

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