スピッツ初ライブは「フェイクファー」ツアー

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ラジオ番組でスピッツと出会った。
“大人買い”といえるか、
それまで出ていたアルバムを
中古だけど揃え…
その後出たシングルやアルバムは
新譜で買い…と
どっぷりスピッツにはまっていったが、
まだライブには行ったことがなかった。

ファンクラブに入る、という選択肢が
その時点ではなかったんだなあ。
なぜか。子ども3人と家事、
仕事でめいっぱいだったからか。
そこらへんがどうだったか、
まったく覚えていない。

そんな生活に、一つの情報が!
「ツアーで、スピッツが地元にやってくる!」
1998年当時、関東地方の田舎に
住んでいたんだけれど、
スピッツは実に細かく、全国を回ってくれて、
(その時は知らなかったが、あとでその事を知る)
嬉しいことに、地方の小さい街でも
ライブをしてくれたんだ。
そのツアーは、8枚目のアルバム『フェイクファー』を
ひっさげての全国ツアー。

チケット一般発売の日。
一般電話、携帯電話(その頃はまだそんなに
普及していなかった)
お隣に借りてきた子機電話の
3台を駆使し、
2台は子どもたちにたのみ、
リダイヤルを押し続けた。
いい加減、指や手が痛くなった頃、
長女が「なんかつながったみたい。
よんでるよ。」と
おっかなびっくりの様子で、
少し震える手で携帯電話を渡してきた。

おーーーー!!
でかした、わが娘よ!
こうして無事、職場の同僚の分と併せて3枚、
一般発売でとれたのである。
インターネット販売なんて、まだ全然だった頃の話。

待ちに待ったライブ当日、何年ぶりかのライブに、
初生スピッツに、心躍らせ会場に向かったが、
あんなに苦労してとれた席は、2階席で
ステージからははるか遠く。。。

2階から見るマサムネさんは
豆つぶのように小さくて悲しかった。
初スピッツライブの日は、
よ~し、ファンクラブに入る!!と決意した日でもあった。
(ファンクラブに入っても良席なんてめったに
とれるもんじゃないとわかるのは
もっと後になってから苦笑)

あ、もちろん、
マサムネさんの生歌は、隣に同僚がいるのも
忘れるくらい素晴らしく
自分の世界に入りこんでしまった。
そんな初スピッツライブの思い出。

ライブグッズのひとつだった
Tシャツを購入。
なんだか嬉しくて
よく普段にも着てたので
今では、首回りはヨレヨレ、
明るい紫の色もあせてしまったけど
大事にとってある。
1998年なんて、遠い昔に
なったもんだ。

バックプリントが可愛い


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