「キネマの神様」ディレクターズカット版って、原作とは違う?

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本当は「キネマの神様」の映画も観たい。
映画が先か、本が先か、と
悩んだりしたいものだ。

しかし、長引くコロナのせいで
ずっと映画館にも行ってない。
手帳を見て確認したところ、去年の11月に
蒼井優ちゃんと高橋一生さんの『スパイの妻』を
観に行って以来、
映画館に行ってないことに気付く。

途中、何本も観たい映画があったんだけど、
なるべく外出を避けなければ、と思うように
なってきたので(感染者数が拡大したこと、
デルタ株が主流になったことから)
仕方ない、あとで配信で観ようと我慢してきた。

松居大悟監督の『くれなずめ』はすごく迷ったし、
池松壮亮くんとオダギリジョーの『アジアの天使』はどうしても
観たくて、これは行こう!と決めてたのに
こちらは日程が合わなかった。
上映期間が思ってたより短かったっていうのもあったなあ。

そして、この「キネマの神様」。
菅田将暉くん主演だし、映画を観たかったけれど、
我慢して、本だけを読むことにした。
原作は原田マハさん。

だけど映画は、原作を読んだ山田洋次監督が、
自分の若い頃を重ねてシナリオを脚色。
原作とは違ったものになったらしい。
その脚色したものを原田マハさんがノベライズしたものが
ディレクターズカット版」というわけだ。

登場人物たちの心情までわかるような映像が頭の中に浮かび、
すう~っと読めた。
それでも、ちょっとライトな感じはしたかな。
原作は少し違ってるそうだから、
どんなところが違ってるのか、原作も読みたい。

原田マハさんの本の中では『暗幕のゲルニカ』や
『たゆたえども沈まず』が
好きだなあ。凄く引き込まれた。

それにしても、あーそれにしても、
ゆっくりと映画を楽しみたい。映画館で。
非日常の世界に浸りたい。

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